摘要: |
AICT•IoTを活用した舗装の合理化技術は,様々な技術がありますので.個々の技術の特徴ゃ得られる効果について説明します(図-21.1).ICT•IoTを活用した舗装の合理化技術としてまず,思い付くのは,2000年ごろから活用されているモータグレーダやブルドーザの排土板の高さや傾きを設計データに合わせて自動制御する3次元マシンコントロール(3D-MC)技術でしょう.これらはマシンの作業装置の位置を把握する手段として,自動追尾型トータルステーション(TS),あるいは汎地球測位航法衛星システム(GNSS)を活用することが一般的です.この3D-MC技術は,現在様々な施丁-機械に応)Hされ,アスファルトフィニッシャゃコンクリートスリップフオームペーバ,切削機にまで至っています.また,同様の技術として,3次元ではなく平面レーザーを用いたならい制御を実施する2D-MCや,機械の制御は行わないが設計データとの照合を常に実施しながら施工できるマシンガイダンス(MG)技術も活用されています.ローラの走行軌跡や転圧回数の自動記録などができる転圧管理やバックホウによる法面施工のガイダンスシステムなどはMG技術になります. |