题名: | 欧米における温暧化政策動向 |
正文语种: | jpn |
作者: | 有馬 純 |
作者单位: | 東京大学公共政策大学院 経団連21世紀政策研究所 |
摘要: | 2020年はパリ協定実施元年にあたる。パリ協定合意直後から各国が出した2030年目標を積み上げてもパリ協定のめざす1.5℃~2℃安定化目標に全く足りないという議論が活発に行われてきた。特に最も野心的な1.5℃目標を達成するために必要な世界全体の排出経路と,各国の目標を積み上げた世界全体の排出経路との間に2030年時点で190~320億トンの差があるという。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の1.5°C特別報告書では1.5°C目標を高い確度で達成するためには2050年頃に世界全体でカーボンニュートラルを達成する必要があるとの見通しが示された。このため,2050年カーボンニュートラル目標へのコミットと,2030年目標の引き上げを慫慂する議論が国連や環境NGOから強く提起されている。 |
出版年: | 2021 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 81 |
期: | 5 |