题名: | 「酒を勧む」 |
正文语种: | jpn |
作者: | 山本三郎 |
摘要: | これは井伏鱒二の「厄除け詩集」の内、訳詩十七篇のーつ「勧酒」である。心身が疲れたような時、ふとこの詩集を手に取ることがある。読めば懐かしい言葉の数々、思わずクスッと笑ってしまう詩のなだらかな連なりである。特に「勧酒」は、酒飲みの一人として親しんでいる。この五言絶句の原作者は晚唐の詩人、于武陵である。千二百年の時空を越えて、長安の酒飲みから大きな黄金の巵で酒を勧められている思いがする。この機会を逃せば、共に酒を飲むことはあるまい、遠慮は要らない、大いに飲もうぜ、美味いぞと。 |
出版年: | 2021 |
期刊名称: | Container age |
期: | 645 |