题名: | エンベロープによる人中心の利用理念とこれからの道路空間づくり |
正文语种: | jpn |
作者: | 屋井 鉄雄 |
作者单位: | 東京工業大学 |
摘要: | ロンドンのハイドパークから南下するエキシビションロードがシェアドスペースに変わってからかなりの時間が経過した。筆者は整備前から関心があり,整備後も相変わらず歩行者が道路端を歩き,自動車が中央部を比較的高速で通過する様子に,ほぼ予想どおりと感じたことを覚えている。舗装のデザインが一新され,どこでも横断可能なことは結構だが,ロンドン交通局のデータによれば,この区間で歩行者や自転車が巻き込まれる重大事故が毎年発生している。数年前には車が歩行者に突っ込み10人以上が負傷する事故も発生した。日本の狭幅員道路なら必然であるものの,かの地の広幅員道路でプライオリティの曖昧なフラットな利用には,いまだ弱点があることを教えてくれる。フラット化という新しい利用理念がなぜうまく行かないのか。まず考えてみたい。 |
出版年: | 2021 |
期刊名称: | 高速道路と自動車 |
卷: | 64 |
期: | 7 |