摘要: |
アジア•オーストラレイシァ道路技術協会(Road Engineering Association of Asia and Australasia:以下「REAAA」という)の第114回評議員会が2021年3月24日に,REAAA本部主催のWeb評議員会(Zoom会議)として開催された。Webでの評議員会は,第112回,113回に続き今回で3回目となり,COVID-19(新型コロナウィルス)の影響下におけるREAAAの活動のニューノーマルとして定着してきた感がある。その一方で,今回の評議員会開催時点においては,COVID-19の影響により今年9月へと開催予定が変更されたフィリピンにおける第16回REAAA総会の開催見込みが明らかになつていなかった。そのため今回の評議員会においては,各種議題の中でも特に第16回総会の開催方法ついて方向性を見出すべく,出席者の間で集中した議論が交わされた。また,評議員会直前の3月22日には若手専門家(以下「YP」という)会議がWebで開催された旨,報告がなされた。このYP会議には日本の高速道路会社6社から新しく6人がメンバーとして加わり,議論に参加した。 |