题名: | 働かないモノに意義がある |
正文语种: | jpn |
作者: | 川端 伸一郎 |
作者单位: | 北海道科学大学 工学部 都巿環境学科 |
摘要: | この手の原稿が最も苦手なことをうっかり忘れていた.浅学非オで披露できる知識もない,自慢できるような特技や趣味もない,無理に言えばオートバイが好きだが,これで話が広がるとは思えない.そもそも,オートバイは,我が家では一番の邪魔者である.中型と大型の2台のバイクが物置を占有している.しかも,大型のほうはほとんど動かすことがないので,家族にとっては,何のためにあるのか,その存在すら疑問視されている.まさに「無駄なモノ」と思われている.ただ,私にとっては「無駄なモノ」ではない.所有する喜び,暇な時にエンジン音を聞く,磨く,眺めるだけでもいい,精神的な楽しみなので人にはその価値を説明しにくい.もしも,稼働率と維持費を引き合いに出され,2台の必要性をェビデンスを示し説明せよ,と詰め寄られたら,勝てる自信がない.そう言えば,一見無駄なモノにも意義があると聞いたことがある.記憶を迪ると,働かない働きァリの話だったと思い出した. |
出版年: | 2021 |
期刊名称: | 舗装 |
卷: | 56 |
期: | 10 |