题名: | ポストコロナにおける訪日インバウンドビジネスについて |
正文语种: | jpn |
作者: | 黒澤 信也 |
作者单位: | 株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベル |
摘要: | コロナ禍まで順調に成長してきた訪日外客数は2019年には3,188万人までに達し,日本は世界12位,アジア3位の座を占める観光大国となった。結果として訪日インバウンド消費は4.8兆円までに膨れ上がり,自動車に次ぐ第二位の輸出産業となり(令和2年国土交通白書より),日本経済の成長に大きく寄与した。この原動力となったのが急成長を遂げたアジア市場で,特に近隣4つの国と地域冲国•韓国•台湾•香港)の比率は全体の約7割を占めるに至った。訪日外客に占める個人旅行の比率は83%,リピーター率は64%まで上昇し,個人で何度も気軽に訪れることの出来る国としての評判が定着してきた。また,訪日市場の急伸を背景とした国家目標である2030年訪日外客数6,000万人に向けて各空港の機能強化,標識や案内の多言語化,ホテルの増設等のインフラも整備されつつあった。誘客戦略も都市部のみならず地方分散化が奏功し,有力な観光コンテンツを保有する地域の経済活性化において多大なる貢献をしてきた。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 82 |
期: | 12 |
页码: | 41-47 |