题名: | 地域公共交通と持続可能性 |
正文语种: | jpn |
作者: | 宇都宮 浄人 |
作者单位: | 関西大学経済学部 |
摘要: | 地域公共交通が岐路に立たされている。利益の出ない路線の多くは,従前,事業者による内部補助で支えられてきたが,コロナ禍でこれまでのスキームが行き詰まった。バスの減便,路線廃止が加速し,地方鉄道もその存廃が問われている。こうした中,国土交通省は,2022年度,ローカル鉄道の在り方と,地域交通の「リ•デザィン」に関する2つの有識者提言を公表し,それらを受けて,交通政策審議会の部会が「地域公共交通の「リ•デザイン」」の中間とりまとめを行った。サービスの低下と利用者の減少という「負の連鎖」を正面から捉え,従来の独立採算を基本とする運営方式に対して,一歩踏み込んだ提言を盛り込んでいる。2023年4月には,地域公共交通活性化再生法(地活化法)の一部改正も実現した。具体的な内容は,本誌の国土交通省の担当部局による論稿を見ていただきたいが,以下では,重要かつ気になる1点に絞って,考えてみたい。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 83 |
期: | 6 |
页码: | 2-4 |