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物価における公共料金の特異性: 公共料金規制の意義と課題
| 题名： | 物価における公共料金の特異性: 公共料金規制の意義と課題 |
| 正文语种： | jpn |
| 作者： | 井手 秀樹 |
| 作者单位： | 慶應義塾大学 |
| 摘要： | 物価上昇が家計の負担増を招いている。項目別では2022年8月の消費者物価指数は前年同月比で電気代が21.5％,都市ガス代は26.4％,生鮮食品を除く食料は4.1%上昇した。エネルギー関連から始まった値上げが，食品や日用品まで拡大している。その背景には，燃料費をはじめさまざまな原材料費が高騰したこと，円安の進行，COVID-19からの経済回復に伴う需要の増加がある。これらに加え，ロシアのウクライナ侵攻を背景に継続的に世界の天然ガス価格は高騰しており(図1),国内外で電気料金，ガス料金が急激に上昇し，産業用のエネルギー価格の上昇や家計支出の中の公共料金で大きな比率を占める電気•ガス料金の値上げは家計の負担は大となっている。 |
| 出版年： | 2022 |
| 期刊名称： | 運輸と経済 |
| 卷： | 82 |
| 期： | 11 |
| 页码： | 60-67 |
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