题名: | 航空自由化第3次パッケージの改正をめぐる議論について |
正文语种: | jpn |
作者: | 中村 徹 |
作者单位: | 大阪産業大学経営学部 |
摘要: | EUでは,1987年に第1次自由化パッケージが採択され,それ以後1990年に第2次パッケージ,そして1992年に第3次パッケージが公表され,域内航空市場の自由化が制度的に確立された。第3次パッケージを構成する3つの規則はそれが発効した1993年1月から域内においてカポタージュが自由化された1997年4月まで段階的に適用された。第3次パッケージを構成する3つの規則は理事会規則2407号,2408号そして2409号である。2407号規則は免許の発行および取消,共同体キャリアの概念の確立,さらに域外に登録されている機材のリース条件を規定している。2408号規則は共同体キヤリアが域内ルートへ自由にアクセスできる基本原則を定めるとともに,空港システムを定義し,空港システムを構成する空港間での輸送量の分配基準を示している。2409号規則は料金の自由化について規定している。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 82 |
期: | 3 |
页码: | 79-88 |