题名: | 鉄道遺産の保存と活用英国と日本 |
正文语种: | jpn |
作者: | 米山 淳一 |
作者单位: | 公益社団法人橫浜歴史資産調査会 |
摘要: | 今日,我が国の鉄道遺産と聞いて歴史的駅舎や橋梁,トンネル,車両を思い浮かべることは容易であろう。しかも,その代表が赤煉瓦の東京駅舎,門司港駅舎や一号機関車(いずれも国指定重要文化財)などと具体的な名を口にする人まで多くいる。文化庁が1990(平成2)年度から開始した全国近代化遺産調査を契機に,鉄道遺産は近代化遺産(我が国の近代化に貢献した産業,交通,土木遺産)の範疇に入った。さらに1996(平成8)年からの登録文化財制度が追い風となり,鉄道遺産は登録文化財を始め,国指定重要文化財,都道府県や市町村の指定文化財になった。最近では,鉄道遺産をまちづくりの核に据え,観光資源として地域活性化に活用する動きまである。鉄道遺産の関連図書やこれらを巡る旅は,当たり前になり,まさに隔世の感がある。そのきつかけは,公益財団法人日本ナショナルトラスト(旧財団法人観光資源保護財団,以下JNT)が1984(昭和59)年度に行った全国鉄道文化財調査に遡る。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 82 |
期: | 4 |
页码: | 55-63 |