题名: | 近未来の物流の姿: 持続可能な物流に向けて |
正文语种: | jpn |
作者: | 大島 弘明 |
作者单位: | 株式会社NX総合研究所 |
摘要: | 物流業界では,コロナ禍以前から深刻なトラッつドライバー不足問題を抱えており,近年の物流を取り巻く環境変化においては,極めて大きな懸案課題となってきた。そこに2024年4月からトラックドライバーを含む自動車運転業務の所定外労働時間の上限規制(年間960時間)が導入される。また,時間外労働の上限規制を含む「働き方改革関連法」の制定における国会の附帯決議のもと,自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)が2022年12月23日に改正,2024年4月から適用となる。この改善基準告示の見直しにより,1年間の拘束時間(労働時間(法定労働時間+時間外労働時間)に休憩時間を合わせた始業から終業までの時間)が3,516時間から原則3,300時間に短縮となり1),時間外労働の上限規制と改善基準告示の遵守も含めて,ドライバー不足問題≒輸送能力不足問題が厳しさを増すことが想定される。これが「物流の2024年問題」である。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 83 |
期: | 3 |
页码: | 98-101 |