题名: | 第36回交通工学研究会論文賞表彰 |
正文语种: | jpn |
摘要: | 我が国における飽和交通流率の基本値は1984年に設定されたものを現在も使用しているが,運転者属性や車両タイプは変化しており,基本値も変化していると考えられる。そこで,飽和交通流率の基本値の変化を明らかにするために,平坦な道路で道路幅員,歩行者等の影響がなく,同一方向の乗用車のみで構成される基本値に相当する地点で飽和交通流率を観測した。観測した飽和交通流率は,直進車線の全地点で基本値を下回り,基本値と比べると約15%低下していた。その要因を車間時間と占有時間に分けて検討した結果,飽和交通流率の低下には車間時間の増加が大きく寄与し,さらに,過去と比べて発進加速度が低下し,車間をあけた状態での信号待ちをしていることを示し,これらの運転挙動が飽和交通流率を低下させている可能性を指摘した。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 交通工学/Traffic Engineering |
卷: | 57 |
期: | 4 |
页码: | 44-45 |