题名: | 駐車政策の大転換期 |
正文语种: | jpn |
作者: | 小早川 悟 |
作者单位: | 日本大学理工学部交通システム工学科 |
摘要: | 私が学生であった1990年代の前半は,街中に路上駐車が溢れ,道路の円滑性や安全性,さらには都市内景観の悪化など,日本の都心部での駐車問題は深刻な社会問題として取り上げられていた。私が所属した研究室でも駐車に関する研究が行われており,その時代の流れの中で,私の研究テーマも駐車に関する研究に決まった。当時は,多くの大学の研究室で駐車に関する研究が行われており,多くの参考文献を探すことができた。ところが,都心部における駐車対策が進むにつれ,駐車問題を扱う研究は減少していき,いつしか「君はいつまで駐車の研究をしているの?」と嫌味を言われるまでに駐車の研究は少なくなってしまった。しかし,近年はウォー力ブルな都市空間といった考え方や駐車場の地域ルールといった議論のなかで,駐車場の整備を都市のなかでどのように考えていけばよいかといった視点で,駐車に関する問題が再び注目を浴び始めている。今回の特集号もこのような背景のなかで企画されたと推測する。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 交通工学/Traffic Engineering |
卷: | 58 |
期: | 1 |
页码: | 1-2 |