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原文传递ヒーリング·スポット

题名：	ヒーリング·スポット
正文语种：	jpn
摘要：	21世紀に入ってまだ20年ちょっとだというのに,大規模な自然災害の頻発,パンデミックの襲来,ロシアのゥクライナ侵攻と,続けざまに予期せぬ未曾有の災厄がこの地球を揺るがす。これら災禍に立ち向かう術は何か。いずれも等しく,そのとば口が時々の情勢·情報の把握分析にあることは間違いない。そう言えばここ数年来,先の災禍の影響もあってか,フェイクが,エビデンスが,セキュリティーがどうのといった情報絡みの話題が世間を賑わせる。はたして過去これほどまでに,情報や情報技術,データサイエンスが注目されたことがあっただろうか。今,時代はDX(デジタル化による変革)推進を旗印に,ITスキルを駆使してビッグデータを収集分析し社会課題を解決したいと望んでいる。交通分野もしかり。さても漢語由来のその言葉·情報の情はまこと,『報』は知らせる·むくいるとの意味を持つ。つまり,情報の役目とはうそ偽りのない事実を知らせることと,それを受け取った相手が物事の判断や対応に役立て応えることにあると言える。思うに,そのような情報の遣り取りをいつでもどこでも誰もができて初めて,真に地球規模のユビキタスな社会が実現可能となるのかもしれない。
出版年：	2023
期刊名称：	交通工学/Traffic Engineering
卷：	58
期：	2
页码：	3-3