题名: | 第26回交通工学研究会技術賞表彰 |
正文语种: | jpn |
摘要: | 令和3年8月,警視庁は板橋区と共同で,都内区部では初となる無信号二段階横断歩道を整備した。整備を行った横断歩道は,高齢化率の高い板橋区高島平団地と周辺の商業施設等を結ぶ歩行者の動線となっていたが,近傍に信号交差点があることから,信号機の新設は困難であった。交通管理者である警視庁は道路管理者である板橋区と調整,検討を行い,車道の交通容量に余裕があることを確認した上で,車線を減少しその幅員を交通島の幅員に充当することとし,整備を行った。整備の結果,横断しようとする歩行者に対して,車両が譲る割合が大きく向上した。また,歩行者の横断に要する時間は整備前に比べて整備後はわずかながらも減少するなど,高齢者を含む横断歩行者にとって横断しやすい道路交通環境を整備することができた。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 交通工学/Traffic Engineering |
卷: | 58 |
期: | 4 |
页码: | 56-57 |