题名: | 縮み志向の日本人と弁証法的道路植栽管理 |
正文语种: | jpn |
作者: | 細野哲央 |
作者单位: | (一社)地域緑花技術普及協会 |
摘要: | 2015年の初夏,僕たちは実験のために,首都圏中央連絡自動車道狭山PAのアプローチ広場に3m四方のタープテントを建て,機材や大小の樹木を運び入れていた。実験の内容は,商業施設を望む場合と駐車場を望む場合のそれぞれについて,高木·中木·低木を数本ずつ,ランダムで入れ替えて提示し,それぞれの場合の実験参加者の生理·心理的な反応をデータに取るというもの。アプローチ広場の植栽の存在や大きさの違いが見る人にどんな効用をもたらすのか,僕たちの興味はそこにあった。脳血流動態や心拍変動性,眼球運動などを測定するための高価な機材と本物の樹木を使い,実際のパーキングエリアの一区画を借りて行った実験は,一研究室が行うものとしてはかなり贅沢なものだと思う。この時の実験では,中木には車両や歩行者からの視覚刺激を緩和しつつ人をリフレッシュさせる機能,高木には人に心理的な安心感を与えてリラックスさせる機能が確認された。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 高速道路と自動車 |
卷: | 66 |
期: | 9 |
页码: | 10-10 |