题名: | 観光需要が期待される「鞆の浦」 |
正文语种: | jpn |
摘要: | 国内最大級の製鉄所が立地し、臨海工業港のイメージが強い福山港だが、港湾区域の南部の辆地区には景勝地として知られる「鞆の浦」が含まれる。沼隈半島(広島県福山市)の先端にある鞆の浦は、豊後水道と紀伊水道がぶつかる瀬戸内海の中央に位置し、潮の干満の差が大きいことから、江戸時代に「潮待ちの港」として栄えた。鞆の浦と仙酔島や弁天島を含む瀬戸内海一帯は1934年に日本初の国立公園「瀬戸内海国立公園」に指定され、観光地としても発展。現在も残る港町の古い町並みは2017年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されるとともに、2018年には日本遺産に認定されている。日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化·伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、「瀬戸のタ凪が包む国内随一の近世港町~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~」がストーリーのタイトルになっている。同じく2018年には「潮待ちの港鞆の浦」が国土交通省から全国126力所目のみなとオアシスに登録され、みなとを核とした住民参加による地域振興の取り組みが始まっている。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | マリンボイス |
卷: | 316 |
期: | Winter |
页码: | 9-9 |