题名: | 気候の変化の下での社会基盤のレジリエンス |
正文语种: | jpn |
作者: | 小池 俊雄 |
作者单位: | 国立研究開発法人 土木研究所 水災害·リスクマネジメント国際センター |
摘要: | まず水害統計を紐解いてみましょう。図-1は今世紀以降の被害額(名目)の推移を示しています。年々の変動はあるものの、水害による被害総額、一般資産被害、河川被害に加えて、道路と橋梁(道路、鉄道を含む)の被害も増加傾向を読み取ることができます。今世紀初めの10年と、直近の10年を比較しますと、被害総額、一般資産被害は1.4倍、河川被害は1.3倍の増加に対して、道路被害は1.5倍、橋梁は2.2倍に及んでいます。図-2は道路交通管理統計(2007~2019年)の異常気象時の通行止め箇所数を表しています。2011年は、台風6号、新潟·福島豪雨、台風12号、台風15号など、相次ぐ気象災害の影響によって通行止めが非常に多く発生していますが、経年的に増加の影響を見て取ることができます。2011年を含む期間最初の5年間と直近5年間の平均の比較では1.3倍に増加しており、それぞれ3年間の比較では3倍にもなります。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 道路建設 |
期: | 794 |
页码: | 17-22 |