题名: | 低速域における歩行者事故の特徴 |
正文语种: | jpn |
作者: | 渡辺泰介 |
作者单位: | 公益財団法人交通事故総合分析センター研究部 |
摘要: | 低速域(危険認知速度20km/h以下)の歩行者事故について、(1)事故が減らない原因、(2)低速度で死亡重傷に至るメカニズムを調べた。結果、次のとおり明らかとなった。(1)1995年以降、ほぼ全ての事故形態で危険認知速度の低下傾向が続いており、結果として中高速域の件数が低速域に流れ込んでいる。これが(全体件数は減っているにもかかわらず)低速域の事故が減らない原因と考えられる。危険認知速度低下の主要因は、ィ)行動類型(直進:減、右左折:増)、口) 年齢 (44歳以下:減、65歳以上:增)、ハ)道路形状(単路:減、交差点/駐車場:増)である。背景の社会変化としては、まず高齢化が挙げられるが、ィ)ハ)の変化に鑑みると、人口の都市集中の影響も考え得る。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 月刊交通 |
卷: | 54 |
期: | 10 |
页码: | 64-79 |