题名: | 車線変更直前の速度差と車間距離 |
正文语种: | jpn |
作者: | 森 健二 |
作者单位: | 科学警察研究所交通科学部交通科学第一研究室 |
摘要: | 走行中の車両同士が衝突した事故で、互いの速度が速い·遅いの組合せによって事故類型にどのような違いがあるだろうか。危険認知速度のレベルによって分類すると、速度差が大きいほど追突の構成率が高い傾向がある。速度の速い方が遅い方に衝突する事故の形態として追突が多くなるのはさほど違和感なく理解できる。しかし、構成率が高いからといって追突の危険性が高いとは限らない。なぜなら、何らかの理由で追突以外の事故が発生しにくくなつていれば、追突の危険性が高くならなくても相対的に追突の割合が高くなるからである。危険性が高いか否かを構成率だけでは判断できない。本稿では、速度差が大きいと追突の危険が増すのかどうか、速度差と車間距離の関係から考察した結果を紹介する。 |
出版年: | 2021 |
期刊名称: | 月刊交通 |
卷: | 52 |
期: | 4 |