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原文传递 「新型コロナウイルスの感染拡大における交通と行動の変容」特集にあたって
题名: 「新型コロナウイルスの感染拡大における交通と行動の変容」特集にあたって
正文语种: jpn
作者: 木林和彦
摘要: 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による呼吸器感染症である。病名COVID-19の「CO」は「coronaコロナ」、「VI」は「virusウイルス」、「D」は「disease病気」である。ウイルス名SARS-CoV-2は、重症急性呼吸器症候群(SARS:severe acute respiratory syndrome)を引き起こすウイルス(SARS-CoV)の姉妹種として名付けられた。以前の重症急性呼吸器症候群は、2002年11月16日の中国の症例に始まり、32の地域と国にわたり、8,098人の症例が報告されたが、重症例が多かったこともあり、2003年7月5日に終息し、国内での発生はなかった。今回の新型コロナウイルス感染症は、2019年12月に中国湖北省武漢巿での集団感染が報告された後、無症状者や軽症者が多いこともあり、人から人への感染が続いて世界各地へ広まり、2020年3月11日に、WHO(World Health Organization:世界保健機関)がパンデミック(世界的な大流行)とみなすことができる旨を表明し、現在も世界中で多数の新規感染者が発生している。日本では2020年1月14日に1例目の発生が報告され、2021年5月16日時点での感染者は677,310例、死亡者は11,504例となっている。新型コロナウイルスの感染経路には飛沫感染と接触感染があり、飛沫感染では、感染者の咳やくしゃみによって飛散したウイルスを含む飛沫を鼻や口から吸い込んで感染し、接触感染では、飛沫が付着した物体に手で接触し、飛沫が付着した手で目、鼻、口の粘膜に触れると感染する。そのため、マスクを着用して飛沫感染を防ぎ、手指やドアノブ等を消毒して接触感染を防ぐことが有効とされている。感染の診断には、鼻の奥の粘膜をぬぐった綿棒からウイルスの遺伝子をPCR(polymerase chain reaction:ポリメラーゼ連鎖反応)検査で検出することによる。発症者には発熟、咳、体のだるさ、息苦しさなどの風邪のような症状があり、下痢や味覚•嗅覚障害が現れることもある。軽快する人が多いが、進行して肺炎が生じて呼吸困難などの症状を呈することもあり、一部の人は重症化して集中治療室での治療が必要となる。
出版年: 2021
期刊名称: 国際交通安全学会誌
卷: 46
期: 1
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