题名: | 新型コロナウイルス感染症感染拡大前後における移動需要の変化等に係る調査の結課と今後の交通施策に与える示唆 |
正文语种: | jpn |
作者: | 石井 信 |
摘要: | 2020(令和2)年以降の新型コロナウィルス感染症(COVID-19。以下「感染症」という。)の世界的な感染拡大は,日本国内にも大きな影響を与え,公共交通分野においても,対2019(令和元)年比での輸送人員の大幅な減少傾向が感染緩和期でも継続しており,輸送需要が「感染拡大前」の状況に戻るには至っていない。感染症の感染拡大が交通需要に与えた影響について,公共交通非利用者を含めた層を対象とした調査については,各地方運輸局が行っている他.自治体その他各所においても累次にわたって様々な手法により分析が試みられているところである。しかしながら,感染拡大前比の輸送需要の変化が.生活のオンライン化等に伴う不可逆的なものであるのか,それとも今後何らかの状況変化や政策手段によってはいくらか回復可能なものなのかについては,時間経過も踏まえた定量的分析が必要である。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 運輸と経済 |
卷: | 82 |
期: | 7 |
页码: | 87-93 |