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原文传递 終わらない世界的「物流混乱」PSW急減の「異変」
题名: 終わらない世界的「物流混乱」PSW急減の「異変」
正文语种: jpn
摘要: 米国西岸の主要港であるロサンゼルス·ロングビーチ両港(PSW)の輸入コンテナ貨物取扱量が急減している。本年9月のロサンゼルス港における輸入コンテナ貨物量は前年比約26%減の345,575 TEUと著しい落ち込みを示している。2018年以降の5年間で最も少ない取扱量だった。ロングビーチ港も同約6%減の359,364 TEUでロサンゼルス港と同様、過去5年間で最低の実績となった。デカルト·データマインが集計した本年上半期の米国主要港の港別コンテナ貨物取扱量(アジア上位10ヵ国·地域発米国向け)を見てもロサンゼルス·ロングビーチのPSWにとどまらず、シァトル·タコマのPNWでも伸び悩みや減少傾向が著しい。対照的にニューヨーク·ニユージャージー港(NYNJ)を筆頭とする東岸·ガルフ諸港は、ヒューストンの42.2%増をはじめ軒並み10~20数%増の大幅な伸びとなっている。この「異変」とも言える構造的急変の背景には、幾つかの要因が指摘されている。第1に挙げられるのはコロナ禍に端を発する世界的サプライチェーンの大混乱である。この大混乱は地球規模での広がりを見せ、世界の主要港では程度の差こそあれ港湾機能に多大な支障を来して現在に至っている。その「代表格」がロサンゼルス·ロングビーチのPSWである。本年前半まで、両港では沖待ちを余儀なくされたコンテナ船が常時百隻前後という状況が半ば「常態化」していたことは周知のとおりである。一方で、米国西岸の労使交渉は依然として決着に至っておらず、船社や大手荷主などはストライキによる不測の事態などを懸念して、今春以降、アジアから米国向け貨物の輸入港を「ガルフゃ東岸にシフト」する傾向が顕著となり、その結果が上記の「異変」を招いた。加えて、パナマ運河拡張と東岸主要港のインフラ整備が進展し14,000TEU規模の超大型コンテナ船が東岸やガルフへ易々とアクセス出来る環境が整つた点も大きな要因として挙げられる。その結果、ロサンゼルス·ロングビーチ両港の沖合で沖待ちを強いられていたコンテナ船は「2021年9月の109隻から本年10月13日には6隻に激減。逆に東岸では10月13日時点でニューヨーク·ニュージャージーで11隻、サバンナで32隻に達している」(全米小売業協会)という。
出版年: 2022
期刊名称: Container age
期: 664
页码: 14-15
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