题名: | 道路空間活用の新たな展開について |
正文语种: | jpn |
作者: | 坂ノ上有紀 |
作者单位: | 国土交通省道路局環境安全·防災課 |
关键词: | 立体道路制度; ほこみち; 歩行者利便増進道路; コロナ占用特例; 人中心の道路; まちづくり |
摘要: | 国土交通省では,幹線道路の整備にかかる用地費の高騰や代替地の取得難等による用地取得の難航等の課題を踏まえ,道路事業の進涉を図るため,1989年に立体道路制度を創設した。その後,社会経済状況の変化に応じて,制度の対象範囲を順次拡大し,近年では交通結節点整備や歩道空間整備等,合理的な都市開発を実現するためのツールとして活用の幅が広がっている。また,国土交通省では2020年6月に新型コロナウィルス感染症の影響を受ける飲食店等を支援するための緊急措置として,沿道飲食店等の路上利用に対する占用許可基準を緩和する特例措置(以下,コロナ占用特例)を導入しており,特例措置の期間終了後も沿道飲食店等の路上利用を継続できるよう,また,賑わいのある人中心の道路を構築するため,歩行者利便増進道路(以下,ほこみち)制度を2020年11月に創設した。本稿では,社会情勢の変化に応じて,道路空間の高度利用や賑わい等での利活用のために整備されてきた,立体道路制度やほこみち制度について紹介する。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 交通工学/Traffic Engineering |
卷: | 57 |
期: | 1 |
页码: | 21-24 |