题名: | 空間の有効活用のための歩行者に優しい道路空間の実現 |
正文语种: | jpn |
作者: | 上原 三知 |
作者单位: | 信州大学社会基盤研究所 |
摘要: | 2016年に千葉大学の木下剛先生と私の大学の教え子を訪ねて,イギリスのグリーンインフラを視察した。本誌2020年10月号の木下先生の記事で紹介されているシェフィールドの街の中心部を周回する4車線道路の2車線分が,緑道(Greenway)や雨庭(Rain garden),緑溝(Bio-swale)に置き換えられたプロジェクトも視察した。その当初の目的が都市空間の有効活用であり,歩行者に優しい道路空間の実現に発展したことは注目に値する。さらに意外だったのは,本事例がEUの環境に配慮した街づくりの予算獲得により実施されたということである。日本であれば,グリーンインフラ,SDGsの街づくりでは個別の数値的な達成目標(災害防止機能,気温調節機能,リサイクル率など)か優先され,あまり考慮されない住民のメリットが重要視された点に興味をもつた。 |
出版年: | 2022 |
期刊名称: | 高速道路と自動車 |
卷: | 65 |
期: | 1 |
页码: | 20-20 |