题名: | クローズアップ現代の放送に関する質問と回答 |
正文语种: | jpn |
作者: | 城 祐一郎 |
摘要: | 令和5年10月24日にNHKで放送された「クローズアップ現代」に開して質問があります。その番組中のVTRで某大学の教授が、大分での194km/hで被疑者が自車を走行させて右折車の被害者を死亡させた事故に関連して、右折車と直進車の衝突場面において、妨害行為による危険運転致死傷罪が適用可能であると述べていたことは賛成できます。しかしながら、右折車を発見してから停止か回避できる可能性がある場合でなければ、妨害行為による危険運転致死傷罪は成立しないという趣旨の発言がありました。この場合、直進車は、ものすごい高速度で走行しているわけですから、通常、右折車のことなんか意識していないか、見ていないのではないかと思うのですが、そんな状況でも、右折車を発見してから回避できる可能性がなければ、妨害行為による危険運転致死傷罪が成立しないというのはおかしくないでしょうか。たしかに、城先生は、右折車と直進車との衝突の場面において、同罪の成立には、右折車を認識している必要はないと言っておられましたが、その根拠なども教えてもらえればありがたいのですが。 |
出版年: | 2023 |
期刊名称: | 月刊交通 |
卷: | 54 |
期: | 11 |
页码: | 70-76 |